1/1ページ目 春、入学式の日 「新しい学校か…」 「どいてどいて〜」 「え?えぇ!?」 いきなり自転車にのった 男の子がつっこんで きました 「痛っ…」 「大丈夫…?ごめんね」 「あ、ありがとう…」 「けがない?」 「うん、大丈夫」 「よかった… あっやばっ」 遠くの方から 女の子の集団が こっちへ向ってきます… 「ま、まさか あれって…」 「そう、俺のこと 追ってきてる… はぁ… ごめんね じゃ また後で」 「え、あ、うん。 また後で」 『ん、また後で…? まぁいいや クラス表 観に行かなきゃ』 クラスはAクラス この学校は成績で クラスが決まる 300点満点で 満点は1人だけ その1人は 中井 杏 私である クラスにはいると やっぱり 勉強ばっかりしている 感じの人ばっかり… 『はぁ…これから このクラスか… 満点 取らなきゃ よかったかな…』 「中井 杏さん、 いますか?」 「あ、はい!」 女の先生らしき人が 扉のとこから 私を呼んでいた 「私は生徒会担当の 木下って言います。 今日の入学式に 新入生のあいさつ お願いできない かしら?」 「あ、はい。 そうなるかと思って 考えてきたんですけど こんな感じで いいですか?」 メモを先生に渡した 「いいわね♪ これで助かったわ いきなりで ごめんなさいね…」 「いえ、 慣れてますから♪」 今まではこういうことは 式が始まった時に いきなり呼ばれたり ということもあったからあまり変わらない 「ありがとう。 じゃまた後で」 先生は行ってしまった… 『はぁ…知ってる人が 1人でもいればな…』 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |