story 2
予兆
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あれから数日が立ち
みんなが学校に慣れてきた
そんなある日、

私は他のクラスの女の子に
呼び出されて校舎裏にきた

そこには…

「ね、あなたが中井杏さん?」

「え、あ、はい。」

「私たちね、昔から優君が
 好きなの」

「はぁ…」

女の子が4,5人
私を囲んできた

「あんたさ、
 同じクラスだからって
 なれなれしいのよ」

「そろそろ優君から
 離れないと痛い目みるわよ」

女の子たちはそれだけ言うと
どこかに行ってしまった

『離れるも何も私、優くんの
 前の席だからな〜』

教室に戻ろうと歩いていると
校庭の大きな木の下で
誰かが寝ているのが見えた

『あ、優くん。
 あんなとこで寝てるww』

最初は起こそうと
思っていたのだが…

「かわいい…」

寝顔をもう少し見たくて
少し近づいてみていた

「zzz…杏ちゃん…」

優くんは寝言で私を呼んでいた
私は思わず

「優くん、何?」

「杏ちゃん…僕…」

すると優くんが寝ぼけて
抱きしめてきた

「きゃ?!ゆ、優くん///」

「僕…zzz…」

言いかけてまた夢の中へ
いったようだった

そろそろ起こさなきゃと
思いつつ優くんが
抱きしめたせいで
すごい体制になっていた

なんとか起き上がって
「優、優くんおきて」

「ん…あ、杏ちゃん」

「おはよ♪もう時間なるよ」

「ありがとう♪」

一緒に教室にむかっていく

「ねぇ、優くん。
 何の夢見てたの?」

「え////あ、いや なんで?」

「寝言で言ってたから」

「え///何いってたの?!」

「何の夢みたか
 言ってくれたらね」

「いつかわかるよ///」

「え?いつか…?」

「そう、いつかね」

私はこの時もっと
周りの視線に気づけば
よかったのかもしれない
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