story 2
嫉妬
2/2ページ目
「誰かいるの?」

「え、あ、はい!Aクラスの
 中井です」

聴きおぼえのある声なので
個室から出てみた

「あら、どうしたの?!」

初日に会った
木下先生だった

「ちょっと水をかけられて…」

「そう、ちょっと待ってて
 タオル持ってくるわ」

先生は走って行って
すぐに戻ってきた

「はいこれ、タオル。
 一応2枚あるわ
 で、これかわりの下着とか
 服は一応これ着といて」

「ありがとうございます」

少し涙が出てきた

「あらあら、ある程度
 ふけたらトイレの前の
 更衣室が空いてるから
 そこを使って。
 着替えたら保健室で
 待っていて」

「はい!ほんとに
 ありがとうございます」

先生はいってしまった

『先生が通りかかってくれて
 よかった…
 はやくふいちゃお』

ふき終わって周りを見回して
更衣室に入った

借りた服は下着にTシャツ、
ジャージだった

『先生はいつの間に私の服の
 サイズとか見たんだろ…
 まぁいっかちょうどいいし』

着替え終わり保健室につくと
木下先生と保健室の先生が
話をしていた

「ちょうどよかったみたいね」

「はい、ほんとに
 ありがとうございます」

「その濡れてる服は
 ここで乾かしておけば
 いいわ」

保健室の先生は
タオルとかを干すやつに
私の体操服を干してくれた

「で、何があったの?」

今までのことを隠すのも
変な感じがするから
人の名前をあまり出さない
程度に全部話した

「そう…大変だったわね…」

「まぁ怪我はしてないんで♪」

『怪我しそうでは
 あったけど…w』

「あなたは中井君のこと
 どう思ってるの?」

「え///な、なんで
 そうなるんですか?!」

「好きか嫌いかで
 対処の仕方があるでしょ?
 他の女の子に
 とられちゃってもいいの?」

今思えば先生はこういうのが
好きなんだと思う…

「それは…」

その答えはとっくに
決まっていた

なぜなら…
[指定ページを開く]

←前n 章一覧へ

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。



w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]
無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ