story 2
自覚
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私はこの前優くんが
好きなんだと自覚したばかり
だから…


そのこの前というのは…

学校が終わり放課後
優くんは自分の席で寝ていた

「優くん、学校終わったよ?
 …起きない…まぁいっか…」

このまま帰ってもいいのに
もう少し寝顔をみていたいと
思ってしまって少し顔を
近づけてみていた

すると…

「ん…わぁ!?杏ちゃん///」

「あっ、ごめん
 びっくりさせちゃった?」

「寝込みを襲うなんて…」

「え?ちょ、ちょっと
 何勝手に人を悪者に
 してるのよ〜」

「え?キスしようとしてた
 とかじゃないの?」

「/////ち、ちがうわよ
 ただ可愛いと思って
 見てただけよ///」

「ふ〜ん」

「何よそれ?」

「だって…いや何でもない」

「最後まで言いなさいよ〜」

「言わな〜い」

「もぅ〜」

そしていきなり優くんは
おでこにキスをした

「これで許して?ね?」

「優くんのバカー」

私はカバンを持って
走って下駄箱までいった

「はぁ…はぁ…疲れた」

私は近くの鏡を見て
自分の顔がものすごく
真っ赤でこんなに真っ赤に
なったのははじめてかも
とか思いつつ学校を出た

家に帰って色々考えていると
1つの答え以外でてこない

それは…


『 私は 優くんが 好き 』

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