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拓也「…病気で亡くなったんだ
…病名は聞いても
難しくて覚えてないん
だけどさｗ
…中学なる前くらい
までは普通だったん
だけどさ。いきなり
倒れてさ、調べて
もらったらすごい重い
病気だったらしくて。
それから
入院してたんだけど、
よくならないし
すごく苦しそうで…
…わ、わりぃ…」
美咲「ううん。
…変なこと聞くかも
しれないんだけど
…黒谷君、お母さん
亡くなってから
泣いたりした？」
拓也「え？…あぁ、だって
泣いても…」
美咲「…ねぇ、お墓参り
一緒に行っても
いいかな？」
『たぶん、これを話して
くれたのも私だけ…
助けになりたい…』
拓也「もちろん。母さん、
喜ぶよ。あのケーキ
大好きだったから。」
美咲「やった♪じゃあ、
はりきって
作らなきゃね♪
あ、ていうか時間！」
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