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ハイカケ続きです!

 

 

「（…いや、でも……あー…）」

 

あれからどれだけ経ったのか分からない程の時間が過ぎた。

 

「…走」

「っ!は、はい!」

 

痺れを切らしたのか、今まで待っていた灰二さんがついに喋った。

 

…さすがに迷いすぎた…よな。

 

後悔の念に駆られてる俺の前に、すっと現れた人差し指。

 

「あっちむいてー…」

「?」

 

よく聞くフレーズ。

 

「ホイ」

 

ほぼ無意識で俺は指を追って顔を反らした…と同時に耳を掠めた感触。

 

 

「ーッ!?」

 

それを理解するのに時間はかからなかった。

勢いよく顔を戻して見えたのは、たまに目にする何かを含んだ笑顔の灰二さん。

俺の勘が不安を察知した。

 

「この借しは今晩返してもらうよ、走」

 

そして的中。

にっこりと聞こえそうなキレイな笑顔と迷いの無い爽やかなその声に、真っ赤になりながら真っ青になる、よく分からない反応をした俺だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

…はいお粗末様でした（ダッ）（逃）

灰二さんは分かって提案してます。確信犯です。

なんだかんだといちゃついている仲の良いハイカケ好きです。

 

 

 

それではーっ。

 

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