小説

企画
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【姫を探して】
ある大雨が降った日。

その事件は起こった。

守護者たちは玉依姫である珠紀を失った。

失ったというより守り切れなかったのだ。

ロゴスと戦ってる真っ最中。

珠紀を後ろに隠し戦ってる守護者たちだが、ロゴスとの攻防戦のおかげで珠紀から少し目を離してしまった。

その隙に珠紀に近寄る一つの影。

それは、ゆっくりと音もなく珠紀に近づき連れ去っていく。

珠紀がいないことに気づいたのは、ロゴスを退けた後だった。

もう覚醒している守護者たちに、ロゴスの力など通用しない。

そんな少し余裕のある中で、珠紀を失ったショックは大きい。

辺りを探してみるも、珠紀の姿どころかいた気配すら感じられない。

守護者たちは、大抵玉依姫の気配を感じ取ることができるのだがそれはあるところで途切れてしまう。

珠紀の気配が途切れた場所。

それは、封印域の森の中だった。

守護者たちは、その周囲を確かめるも珠紀がそこから移動した形跡は見当たらない。

とりあえず、美鶴やババ様に報告をしなくてはいけないという結論に到り一旦宇賀谷邸に戻る。

そこには、話もしていないのに明らかに状況を理解しているような二人。

話を聞くと、二人は珠紀が誘拐された夢を見たという。

その夢とは・・・・。

珠紀が江戸時代にいる鬼という人たちに連れていかれたというものだ。

鬼とは、人間よりも上回る力を持った強力な存在だという。

珠紀の力が欲しいために、誘拐していったのだという。

昔から存在していた玉依姫の存在を知った鬼は、珠紀の存在にたどり着いたという。

そして、鬼に伝わる最大の力を使いこの世界に来て珠紀を連れていったのだという。

その入口があの森だという。

それを聞いた守護者たちは、珠紀を連れ戻してくるという約束を交わしもう一度あの森に向かう。

そして、封印域につくとすぐさまその入口に触れる。

すると守護者の力に反応したその入口は、姿を現す。

守護者は、顔を合わせてその入口に向かって歩き出した。






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