金買取の知識

2018年11月11日(日)
【金には色々な種類があります。種類を決めて】
金には色々な種類があります。


種類を決めているのは主に金の純度です。


金の純度は伝統的に24分率で表現され、合金、つまり純金ではなく他の金属が混ざっている場合は、その純度に応じて、18Kなどと数値が変わっていきます。


この18Kというのは簡単に言えば4分の3が金ということです。


金に混ぜる「割金」(銀や銅、パラジウムなど)の組合せにより、銀と銅が五分五分ならイエローゴールド、パラジウムが25%入ればホワイトゴールドなどと様々に色合いが変わるのです。


金製品の価値を測る上で、結果を左右するのは純度というわけです。


ここ十年ほどで金の価格が上昇し続けていると聞き、家に眠っていた金製品を近所の買取ショップに持っていったのですが、私が持って行ったものの多くは、刻印がないから買い取れないとのことでした。


刻印の入っているものもあったので、それだけ買取してもらってもよかったのですが、査定金額も低くなる上、手数料を引かれるとほとんど残りません。


どうせなら全て一括で売却した方がおカネになると思い、多くの貴金属店が軒を連ねる御徒町に足を運んでみました。


そこでは、金の買取を専門とするプロのスタッフが査定を担当してくれました。


専用の機械を使って、金性という金の純度の測定をしてくれ、私の持ち込んだ金製品に全て値段を付けてくれました。


金に優るとも劣らない高級品といえばプラチナですが、プラチナの指輪などを店で見てもらうと、実はホワイトゴールドで、プラチナとは全く別物だったというエピソードはよく聞きます。


こうなると、残念ながらプラチナと比べて金銭的価値は著しく下がります。


古くはロシア革命の頃、プラチナの供給が激減したため、よく似た見栄えの代替品としてホワイトゴールドが作られるようになりました。


K18WG、K14WGなどの刻印が入っていれば、ホワイトゴールドです。


ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。


代替品と聞くと安そうな印象ですが、金であることに変わりはないので、買取ショップでお金に変えることは勿論可能です。


金の買取を利用する上で、気にすることは、悪質な店に騙されないよう、お店選びに慎重になることです。


広告に出ている買取額以上に、怪しげな店ではないか、本当に信用していいのかを入念に考えないといけません。


ちょっとでも悪評判が付いている店はどんなに広告の文句が良くても、利用してはいけません。


買取額が他と比べて高い場合は特に注意してください。


鑑定料や手数料と称してお金を取る店もあるので、電話で問い合わせるなどしてよく調べてください。


久しく会っていなかった祖母が先日亡くなり、祖母の子である母ももうこの世にいないので、私が指輪などの遺品を相続したのですが、金製といっても、時代が行っているので値段は付かないと思っていました。


金買取のお店で買取してくれるとのことで、初めてなので不安も大きかったですが、友人から直接の口コミもあり、思い切って行ってみることにしたのです。


実際のところ、店員さんの対応も丁寧で、お店の雰囲気も思ったより開放的でいい感じでした。


気になる買取金額も、思ったより高かったので、結果的には正解でした。


09:42


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