金買取の知識

2018年12月11日(火)
【ずっとプラチナだと思っていた指輪などを】
ずっとプラチナだと思っていた指輪などを買取ショップに持って行ったら、全く別の金属であるホワイトゴールドだと言われたなどというケースが割と多いようです。


ホワイトゴールドも装飾品によく使われますが、プラチナとは全く異なります。


プラチナはあまりに高価で、一昔前は金の3倍ほどしたくらいですから、プラチナに手を出せない人は代わりにホワイトゴールドを身に付けるようになったのです。


ホワイトゴールドは金とニッケル系やパラジウム系の合金で、「K18WG」などの刻印があればプラチナではなくホワイトゴールドだということになります。


プラチナより価値は劣るとはいえ、れっきとした金の一種なので、それなりの値段で買い取ってもらえるのは確かです。


年間50万円以上の利益が出ている場合などでなければ、金買取に伴う税金は、控除枠などを適用して実際にはゼロになります。


買取店であれば、日々多くの金製品を売り買いしていますので、所得額の申告を行い、納税しています。


それに対して、個人の取引額は微々たるものです。


基本的には気にしなくていいと言えますが、しかし税法も割と頻繁に変わるものなので、知り合いに詳しい人がいれば聞いておくというのも一つの手だと思います。


貴金属の代表といえば金とプラチナですが、より高価なのがどちらかを即答できる人は少ないかもしれません。


一般に、プラチナは金よりも一段高いと言われています。


その理由には、金と比べても圧倒的に少ない産出量を抜きにしては語れません。


プラチナは南アフリカやロシアのごく限られた地域でしか産出されないのです。


金とプラチナは、いずれも安定した分子構造を持ち決して経年劣化がないので、有史以前から世界中で高い価値を認められてきましたが、生産量や流通量のあまりの少なさが、1グラム5000円を超えるほどの高値の理由になっています。


手持ちの金製品を買い取ってもらいたい場合でも、思い立ってすぐさま買取店に走るのは得策ではありません。


何と言っても、金やプラチナといった貴金属は、市場での価格がコロコロと変わるためです。


そこで、金相場の変動をチェックしておいて、高値になるタイミングを見逃さないことを意識するといいでしょう。


不要な金を買い取りますという電話を先日受けました。


保険や不動産の営業なら珍しくもありませんが、そういう電話は初めてだったので、続きを聞いてみたくなりました。


いわく、指輪やネックレス、腕時計などの金製品の中で、今は使っていないものがあったら高額買取で引き取ってくれるということなのです。


そういえば金のアクセサリーがあったなあと思い、試しに査定してもらうことにしました。


04:54


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