金買取の知識

2018年12月29日(土)
【金を買取に出そうと考えたとき、候補に挙がって】
金を買取に出そうと考えたとき、候補に挙がってくるのは、金買取の専門店や、質屋などだと思います。


ですが、その手のお店は馴染みがなく不安だったり、裏から怖いお兄さんが出てくるのではないか、などと思っている人は、やはり少なくないようです。


そうした人に嬉しいのが、デパートで利用できる金買取です。


デパートの中にお店を構えている場合もあれば、催事場でやっている場合もあります。


デパートなら変なトラブルは無いだろうという安心感から、あまり慣れていない方にはぴったりだと言えます。


株式や外貨など、投資の対象となるものは多いですが、昔からその代表といえば金です。


値段が崩れないのが金の魅力です。


ドルや円のように、世界情勢の影響で価値が変わることがあまりないためです。


高級品として世界中で認知されているのも、外貨や株式と比べて金が値崩れしない要因です。


まあ、それでも急に相場が変わることもありますので、手元の金を売ろうとする前に、今、金相場が下がっていないか、一度チェックした上で決断するのが得策でしょう。


税金は何をしても掛かるものですが、ごく少量の取引であれば、金買取に伴う税金は、控除枠などを適用して実際にはゼロになります。


もちろん、買取業者の方では、売買で動くお金も莫大ですから、所得額の申告を行い、何重もの税金を支払っていることでしょう。


それに対して、個人の取引額は微々たるものです。


ですから気にする必要はないのですが、法律の変更などもありますから、お店の人に確認してみるというのも一つの手だと思います。


プラチナと言われてプレゼントされたアクセサリーを買取に出すと、全く別の金属であるホワイトゴールドだと言われたなどというケースが割と多いようです。


こうなると、残念ながらプラチナと比べて金銭的価値は著しく下がります。


古くはロシア革命の頃、プラチナの供給が激減したため、代わりに使われるようになったものです。


日本でも昭和50年代までは代替品の認識でした。


ホワイトゴールドは一般に18金か14金です、K18WG、K14WGなどの刻印があれば、ホワイトゴールドです。


ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。


代替品と聞くと安そうな印象ですが、金であることに変わりはないので、金製品を買い取ってくれる店であれば、現金化は可能だと思います。


依頼してもいないのに自宅にやってきて、不要な金製品を買い取るなどと言って、安い値段で買取を進める、訪問購入と言われるスタイルで被害に遭ったという方が多くなっていると聞きます。


この手の業者は、最初こそ優しそうな顔をして話をしてきますが、こちらが申し出に応じなければ、強引に買取を強行してくることもあるのです。


当然、こういうことをする業者はまともな商売人ではなく、普通のお店なら出してくれる契約書なども渡されないので、被害に遭わないよう十分注意してください。


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