金買取の知識

2019年02月03日(日)
【少し前に、祖母の逝去に伴って、金の指輪】
少し前に、祖母の逝去に伴って、金の指輪を遺産として相続しましたが、古いものですから、中には石が欠けているのもありました。


今まで金の買取は利用した経験がなく、どういうものか分からないので何となく不安だったのですが、ちゃんと古物商の許可も受けているようなので、利用を決心しました。


いざ行ってみると、査定にいい加減なところもなく、素人の私にも優しい印象でした。


金額もいい意味で予想を裏切るものだったので、思い切って利用してみてよかったです。


そこのお店で売却すればいい値段になるとネットで広告が出ていたから利用してみたのに、高価買取は全くのデタラメで、実際は安い金額で金を手放してしまったという「被害」に遭ってしまった経験をお持ちの方もいるでしょう。


多くの業者は真っ当に商売をしていますが、中には客の無知に付け込んで悪質な営業を行っているところも存在するので、よく見極めたうえで利用しないといけません。


黙って泣き寝入りするのが嫌な人は、弁護士もいいですが、先に消費者センターに相談するのをお勧めします。


万が一、盗品だった時のためにも、金買取時には、古物営業法の規定に基づき、買取時の身分確認が徹底されています。


買取ショップや専門店に持ち込む場合に加えて、商品を先に送ってお金を振り込んでもらうなどの形式でも、やはり本人確認は必要です。


公的な身分証明書、たとえば免許証や保険証などを提示することで、誰が売ったかを明確にするのです。


商品を郵送で送って買い取ってもらう場合は、身分証の写しと合わせての発送で法律の要件を満たすことになります。


依頼してもいないのに自宅にやってきて、不要な金製品を買い取るなどと言って、安い値段で買取を進める、悪質な訪問購入の事案が増加しており、警察や消費者センターの対応も追いついていないようです。


最初は誠実そうな業者のふりをしていますが、こちらが申し出に応じなければ、一転して強引な態度に出て、金を買い叩くことがあります。


後々不利になる証拠をこちらの手元に残さないよう、こうした業者はもちろん、ちゃんとした契約書なども出してくれません。


こういう人間が来ても一切相手にせず、追い返すようにしてください。


多くの資産がある方は、なるべく形をバラけさせておきたいものです。


昔から資産家の間でよく使われているのは、景気や国際情勢の影響を受けない金を保有しておく形です。


ここで注意しなければならないのは、果たしてどこで金を買えばいいのかという情報です。


金を買ってみるのも悪くないなとお思いの方は、ウェブサイトがしっかりしていて、金の単価などが明示されている、実績のしっかりしたお店で購入するようにしてください。


そうしておくと、今度は買った金を売却で手放す際も、贋物の心配などと無縁で済みます。


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