金買取の知識

2019年07月14日(日)
【金の相場が上がっている近頃は、不要になった金製】
金の相場が上がっている近頃は、不要になった金製品やプラチナ製品をお売り下さいという内容の店舗が急激に増えているようで、よく広告を目にしますね。


WEB上でも、気になって検索してみたら、高価買取を謳う宣伝のページがたくさんヒットします。


もう使わない宝飾品が少しでもお金になるのなら、別にどこの店を選んでも大差ないと思う人もいるでしょうが、金などの買取価格は相場と連動して毎日変わっているので、相場の変動を確認しておき、高くなった時に売るのが賢いといえます。


貴金属の代表といえば金とプラチナですが、より高価なのがどちらかはあまり知られていないのではないでしょうか。


最近は金の価格も高騰してきましたが、基本的により高価なのはプラチナです。


理由としては、市場規模の小ささに加え、金と比べても圧倒的に少ない産出量が挙げられます。


ちなみに金の年間生産量約2500トンに対し、プラチナは約200トンしかありません。


プラチナも金も、錆びたり腐ったりせず何百年でも安定した価値を保ち続けるので、国際情勢に関係なく世界中で需要の高い物質ですが、生産量や流通量のあまりの少なさが、その価値を形作っているというわけですね。


金買取の世界には、業者の方から個人宅を訪れて、しつこく金を買い取ろうとしてくる訪問購入というケースがあり、問題視されています。


業者の量ったグラム数や買取価格の基準が信用できなかったり、執拗に勧誘されて断り切れず売ってしまったといって、被害を訴えるケースが最近増えています。


悪質な訪問購入で被害に遭ってしまった場合でも、平成24年の特定商取引法改正に伴い、クーリングオフ制度の対象となったので、8日以内なら品物を取り戻すことができるし、なんなら8日間は品物を渡す必要すらないことを知っておいてください。


最近流行りの金買取ショップでは、アクセサリーをはじめとして色々なものが買取の対象になっています。


金買取というとおカネ持ちの世界という気がしますし、豪華な屋敷の金庫に入っている金の延べ棒などを連想する人が多いでしょうが、案外、庶民の生活の中にも金製品は溢れているのです。


メガネや金歯などもその一例です。


形がどうあれ金は金ですから、ごく普通の金縁眼鏡なども金製品として立派に買取の対象になります。


ここのところ金買取のCMをテレビでもよく見ます。


先日、私も買取店を利用して、古い指輪やネックレスを買取してもらいました。


金買取はそれまで利用したことがなく、買取してもらうお店をすぐには決められず、試しにネットで検索してみたのです。


そうしたら、貴金属のメッカといわれる御徒町に、貴金属買取の専門店が所狭しと並んでいる一帯があるということなので、その内の一店舗を利用することにしました。


店構えなどもしっかりしていて信用できましたし、そこそこ良い金額で手放せたので満足でした。


23:42


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