金買取の知識

2019年07月18日(木)
【ここ十年ほどで一気に増えてきた】
ここ十年ほどで一気に増えてきた金買取。


今では、色々な店舗で貴金属の買取サービスをするケースが増えています。


中でも有力なのが、リサイクルショップですね。


こうしたお店は、家庭での不要な品を買取してくれるのが基本ですが、需要の拡大に応え、金やプラチナの買取サービスを始める事例が現在では多くなっています。


金買取専門の鑑定士がいるので、しっかり査定してもらえます。


金買取の利用を検討している場合は、質屋や金買取専門店と比較検討してみましょう。


一昔前と違い、今は実に多くのお店が金の買取をしていますから、昔より利用を検討しやすくなりました。


貴金属は相場の上下によって売却額が大きく変動しますから、手放すタイミングはよく検討しなければなりません。


手数料などのシステムも店舗によりけりなので、他と比較検討しないままお店を決めたら、表向きの買取額よりずっと低い金額しか受け取れないこともあります。


ちなみに、自宅をいきなり訪問して金の買取を行う「訪問購入」の買取業者はトラブルや詐欺も多いので、気をつけてください。


万が一、盗品だった時のためにも、金買取時には、お客さんの身分証の提示が必須になっています。


お店に直接持ち込む場合はもちろんですが、非店舗型の業者など、対面せず郵送と振込でやりとりする場合も何らかの形で身分確認をしなければなりません。


公的な身分証明書、たとえば免許証や保険証などを提示することで、誰が売ったかを明確にするのです。


郵送した商品を査定してもらう場合は、そういった身分証の写しを一緒に送ることで必要な手続きに変えるというのが普通です。


金に限った話ではないですが、買取は贋物との戦いです。


一般の人が買取に持ち込んだ金製品が、実は偽物だったという場合もあります。


金メッキ製品の表面にレーザーで本物同様の刻印を入れるなどして、専門家の目までも誤魔化そうとしてくる場合もあります。


とはいえ、比重計を用いて品物の重さを測定すれば、通常時の重さと水に沈めたときの重さの差から、比重はすぐにわかります。


中には、金と同じ比重になるように精巧に作られた偽物もありますが、昔から使われている試金石検査という方法ならば、金の表面を少し削り取ることで、贋物はすぐに判別できます。


「試金石」という言葉の用法の基にもなっているやり方ですね。


最近数が増えてきた金買取ですが、その中には詐欺まがいの悪質なケースも発生しているので注意が必要です。


特に注意するべきは、訪問型の買取を名乗る詐欺です。


金買取業者を名乗るものが自宅までやって来て、金製品を買取させてくれと一方的に言って居座ってくるのです。


こうした訪問購入は近年問題視され、法規制もされていますが、買取価格も異様に安かったり、ひどい場合には現金すら渡さず、粗品と引換にされてしまうケースもあります。


弱々しい態度で話に応じていると、ひどい被害を受けてしまうので、怪しい人間が訪ねてきたら、きっぱりと拒絶してください。


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