金買取の知識

2020年02月15日(土)
【リーマンショック以降、金製品やプラチナを買い取】
リーマンショック以降、金製品やプラチナを買い取ってくれるという内容の広告や看板が街に溢れています。


WEB上でも、「金 買取」などのワードで検索をかけると、金買取のお店のページがずらずらと出てくるのです。


どうせ不要の品物を売るのなら、沢山あるお店の中のどこに持って行っても同じと感じるかもしれませんが、金の価格は相場によって変わります。


それに伴って買取価格も変わるので、相場を見て、最適のタイミングを狙って売るといいです。


残念ながら金買取には悪質なケースもあります。


業者が家を訪れ、自宅にある金製品の売却を迫り、相場以下の値段で買取を行う、いわゆる「訪問購入」による被害が多くなっていると聞きます。


最初は誠実そうな業者のふりをしていますが、こちらが申し出に応じなければ、一転して強引な態度に出て、金を買い叩くことがあります。


後から売却をキャンセルされまいと、契約書などの手続もいい加減に済まされることが多いです。


少しでも怪しいと思ったらすぐに追い帰すのが吉です。


プラチナの価格が上がっていると聞き、アクセサリーを買取店に持ち込んでみると、鑑定の結果、白金(プラチナ)ではなく、白色金(ホワイトゴールド)だと言われたなどの話は昔からよく聞かれます。


こうなると、残念ながらプラチナと比べて金銭的価値は著しく下がります。


プラチナはあまりに高価で、一昔前は金の3倍ほどしたくらいですから、プラチナに手を出せない人は代わりにホワイトゴールドを身に付けるようになったのです。


K18WG、K14WGなどの刻印が入っていれば、金が半分以上含まれているホワイトゴールドです。


ホワイトゴールドも金を含んでいますから、プラチナには価格で劣るとはいえ、金買取を扱っているお店ならどこでも買い取ってもらえるでしょう。


金の指輪やネックレス、ブレスレットなど、かつて気に入っていたけど今では全然身に付けていないという金製品をそのまま眠らせておくのは得策とは言えませんね。


心当たりのある方は、専門のお店に持っていけば買い取ってくれます。


金は劣化しないので、古いアクセサリーでも価値があるのです。


24金(K24、純金)であれば、今は1グラム約4800で流通しています。


お店の利益が引かれるので、流通相場より安い買取額になりますが、二束三文で買い叩かれるのではないかと思っているなら、その予想を覆す高い金額で手放すことができるでしょう。


最近は金買取を掲げるお店が増えてきましたが、そこではアクセサリーをはじめとして色々なものに値段をつけてもらえます。


「金の買取」などと言うと、豪華な屋敷の金庫に入っている金の延べ棒などにばかり考えが至りがちですが、買取店で取引される品物はそれだけにとどまりません。


意外なところではメガネなどです。


形がどうあれ金は金ですから、ごく普通の金縁眼鏡などでも買い取ってくれる場合が多いです。


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